湯島で軽く食べてちょっとだけ飲みたい。
湯島から上野や御徒町にかけてお店は無数にありますが、晩御飯を食べて、一杯だけ飲みたい。できれば安く飲みたい。そう考えると、ちょうど良い店は意外と少なく、困ったことがある方も多いかもしれません。
この日も一人晩御飯、一杯だけお酒、のお店を探してさまよっていると、目に入ってきたのがこの楊銘宇 黄燜鶏米飯 というお店でした。
店に入ると、ほぼ中国語らしい言葉で満たされており、日本人がほとんどいない。となると、本場の味に期待が高まります。
タッチパネルで食券を買って席に。
半地下のような席で少し待っていると、店員さんが持ってきてくれたのはこのハイボ…? どうみても、お茶。多分向こうのお国の、砂糖が入ったお茶のペットボトルと氷が入ったグラス。あれ?
そんな「?」な顔で店員さんも気づいて確認をしに厨房付近に戻っていき、戻ってくるとお茶は隣の席に、そしてやっとこいつが来てくれました。
安心安心でグビグビっといただき、しばらくすると料理が来ました。
豚肉のスペアリブを煮込んだ料理です。じゃがいもやにんじんも入っていますが、圧倒的に肉がメイン。味は、醤油ベースに中華のスパイス的な色々が入った感じ。正直、何が、までは分かりませんでした。
実のところ、店の外に貼ってあったラム肉の煮込みに釣られて入ったのですが、これは残念ながら売り切れでした。
でもこの豚肉のペアリブも、よく煮込んであって美味い。この日は雨が降って少し寒かったのと、体調があまりよくなかったので体が温まって良かったです。ご飯はジャポニカ種ではあるのですが特別美味いわけではありません。しかし、それが逆に出張で何度か行っていたあちらの国を思い出されて、返って良かったり。
そして最後は、やっぱりぶっかけますね。汚くて申し訳ありません。
ごはんはおかわり自由だそうです。歳の割に食いしん坊な私ですが、さすがにハイボールを飲んだ後おかわりは無理でした。
単品料理もたくさんあり、お酒もけっこう種類があるみたいなので、本格的に飲むこともできそうです。でも券売機で注文だと面倒かな。最初に買っちゃえばいいか。
とにかく、ちょいご飯と飲みにも、しっかりご飯にも、しっかり飲みにも使えそうなお店でした。
ごちそうさまでした。