店主がご高齢の上にふくよかな体形で、足を引きずるようなところもあり、行くたびに心配をしていました。どうか、長く続けてほしい。
行くたびにそう願うのですが、日々の慌ただしさからつい足が遠くなり、そろそろアレが食べたくなったなと行ってみると、まさかの閉店。
もう、あのラーチャンが食べられないのか…
素晴らしいビジュアル。
ラーメンは極めてオーソドックス。おそらく鶏ガラと野菜、もしかすると豚骨も入っていたかもしれない出汁、しっかりとしてしかししょっぱすぎない塩味、定番の具。完璧にオーソドックスで、完璧に美味い。
チャーハンは、ザ・焼きめし。本場の高級中華のチャーハンと向こうを張れるのは、このパターンしか無いと思う。こいつはガチンコでいける。
このチャーハン自体がそれほど美味いのに、どうしてもやりたくなるのが、チャーハンを入れたレンゲにラーメンのスープを浸水させて味わうタッグ技。まあ、やめられません。
ああ、もうこれ食えないのか。
そして中華だけではない。定番の「蕎麦屋のカレー」味のカツカレー。
たっぷりのルーで隠れてしまっているけど、ちゃんとしたサイズのトンカツが入っています。たしか、650円くらいだったと思う。安すぎる。美味すぎるのに。
近所のお気に入りの店には、あるうちに行っておいた方が良いです。無くなったら行けないんです。ああ…
お腹が空いたらこちら!